【メールアドレス変更のお知らせ】

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弊社と取引のございます各社さまへお送りするメールに、新アドレスは記載させていただきます。


【指針】

大きな組織における業務の推進に関して

2023712日(水)

 

 ワールドカップやオリンピック、G7サミットのような大きな組織で業務を推進していく際には、多くの価値観が優劣をつけながら派閥争いをしていることを根底に置いておかなければなりません。

 

 与党が存在すれば、野党も存在します。

 主流派が存在すれば、反主流派が存在します。

 本命が存在すれば、対抗も、穴も存在します。

 組織が大きければ大きいほど、価値観の相違から生まれる派閥の数は増えて行きます。

 

 A地点からB地点へモノを運ぶ際の輸送手段は、簡単に見積もっても空、海、陸の3種類が考えられます。

 空の場合は、飛行機、ヘリコプター、伝書鳩、ドローン、ロケット等、海の場合も大型船、ホバークラフト、手漕ぎボート、サーフィン、人力で泳ぐ、陸の場合は、電車、車、自転車、徒歩。と、選択肢は広がります。

 

 組織が大きくなると、人員的にも財力的にもあらゆる手段を想定することができるのです。

 例えば、陸路で運ぶことが賛成多数で議決されても、車なのか、徒歩なのか、自転車なのか、電車なのかで、意見が分かれます。

 輸送する物的理由から、車で運ぶことに絞り込められたとしても、高速道路を利用するのか、バイパスを利用するのか、国道を利用するのか、旧国道を利用するのか、それとも裏道を利用するのか、それぞれの立場によって意見は分かれるでしょう。

 高速道路を提案する側があげるメリットは、時間の短縮が図れるです。デメリットはコストが割高になる。事故渋滞にはまった場合は、抜け道へ逃れることができないなどが考えられます。

 バイパスの場合はコスト的にも、基本額から大きく飛び出すことはなく、事故が起こっても、抜け道へ逃れることができます。

 国道はバイパスに比べると、時間が掛かることがデメリットになりますが、それ以外はバイパスと同じ価値があると考えられます。

 旧国道や裏道に関しても同じです。

 

 では、安全に迅速に推進していくにあたって、どのルートでモノを運ぶべきでしょうか?

 答えは、全てのルートです。

 

 イベントの制作に置いて、お金を掛けずにより高い効果を上げるは鉄則です。

 雨天対策や、予定外のトラブルが発生した場合の施策を準備しておくことも、当然のことと考えられています。

 

 大きな組織において、最低3つのルートで並行して業務を推進していくことは、イベント本番日をより円滑に、滞りなく迎えるにあたって必要なことなのです。

 

 例えばバイパスでモノを運んでいる途中で、事故に巻き込まれて、バイパスを走行する運搬車両が動けなくなってしまった場合、並行して走行していた国道を走る車両に積載された同じモノの優先順位を上げて目的地へ運ぶようにします。

 同じように国道を走行する車両で事故が起きた場合は、旧国道で運んでいた同じモノの優先順位を上げます。

 この間にバイパスを走行していた車両が事故から脱出できて、通常走行で走り出していれば、優先順位を一位バイパス、二位旧国道、三位裏道に変わります。常に並行して、同じような作業をしていることによって、有事の際の最悪の状況から回避することができるのです。

 

 今回、車両の事故を例え話としてあげましたが、組織内の派閥争いに置き換えても同じことが言えると思います。

 大きな催事になれば、様々な企業や団体から多種多様な価値観を持った人が集まってきます。主流派となったバイパスを走行する人たちが必ずしも正しいとは限りません。ときどき、渋滞に巻き込まれ推進が停滞することもあります。

 その時、国道や旧国道を並行して走る派閥があれば、ある一定区間だけ、国道や旧国道を走る派閥が主流派になり、業務を推進していくことができます。

 

 これが、大きな組織で催事に関する業務を推進していく基礎になると当社では考えています。

 

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【事例】

 大きな国際会議で、取材人が移動するルートをAルートで想定していたが、当日になって、Aルートは主要国Zの控室前を通るルートになるため、別ルートを使用しなければならなかった。

 そこで、兼ねてから抜け道として想定していたBルートで移動を試みるが、Bルート上には、取材陣に聞かれてはならない、会議を行っている部屋がある。しかも会議はドアを開けた状態で行われている。Bルートを通すことはできない。

 もう一つのCルートは裏動線でテクニカル系の基地がある。

 テクニカル系の基地があるため通路は狭いが、取材陣を通すことは可能だ。

 このルートであれば、どこの派閥の利害関係にも触れることがないので、このルートを選択した。

 スタッフにはCルートを通すように指示をしたが、3本のルートを事前に確保しておくことを理解できていなかった担当が横やりを入れてCルートを使用しないように指示を出した。

 そして、大きなトラブルへと発展した。

 

 

 上記の事から大きな催事に置いて3つのルートを暗黙のうちに確保して推進していくことが重要であるということはご理解いただきたい。

 

有限会社キャンドゥスピリット 代表 高崎和弘


【指針】

地方都市での業務に関して

2023年6月7日

 

 地方都市での催事に関わらせていただくことがありますが、弊社は主催者の意向と地方都市の特色を尊重して業務を推進させていただきます。

 

 「東京のやり方がこうだから」とか「このやり方が正しいから」という考えは持っておりません。

 主催者の考え方を第一に考えています。

 そして、催事を行う都市の民度や風土も大事と考えています。

 

 地方都市での仕事の際は早めに現地入りして、地元の人と会話をするようにしています。例えば、スーパーマーケットや食堂、銭湯などでその土地で生活する人の習慣や価値観を肌で感じるようにしています。その際に、東京の速度にどこまでついてこれるのかも考察しています。

 東京の価値観や速度がその土地にとって必ずしも正しいとは限らないと考えているからです。

 

 地方都市の人にとって身近にある催事は【夏祭り】や【学園祭】などでしょう。

 企業主催の催事や行政主催の催事は、町のお祭りや学校の催事に比べて多くの人が関わる分、多くの価値観が混在します。

 

 今まで夏祭りや学園祭程度にしか関わったことのない人たちに、東京の価値観や速度を期待することは困難です。

 

 弊社では、地方都市で業務を円滑に進めるために、東京の価値観を押し付けるのではなく、地方都市との調和の中で妥協点を鑑みる姿勢で従事させていただきます。

 

 有限会社キャンドゥスピリット 代表 高崎和弘


【指針】

商業施設の販売促進活動に関して

2023年6月7日

 

 弊社では商業施設における販売促進、来店促進に関するプロモーションに従事することがあります。

 

 その際どのような考え方で関わらせていただいているのか、ここにお知らせさせていただきます。

 

 商業施設(スーパーマーケットなど)における主力商品は食料品や日用品です。来店するターゲット(お客様)は1週間に2回から5回来店される方がほとんどかと思われます。これは、他の施設、例えば映画館や家電量販店であれば、1か月間に0回から5回程度でしょう。商業施設の方が格段に来店頻度は高いものになります。

 

 小売業は薄利多売で知られています。

 食料品や日用品は、日々消費されていくものがほとんどで、少しでも安い商品を希望する消費者が多く存在します。

 商品の価値は日々、時間ごとに変化していきます。

 来店客の興味は日々、年齢層によって変化していきます。

 商業施設への【入店促進施策】は日々変化していきます。

 例えば、真夏日に売れる商品は【冷たいもの】【水分を多く含んだもの】【涼しさを感じることのできるもの】になります。

 冷夏で雨の多い夏に売れるものは、真夏日に売れるものと真逆の商品になります。

 雨の日には傘が売れますが、来店客は減ります。食品の数調整をしなければなりません。

 台風接近前日は冷凍食品やカップ麺などの備蓄できる商品が売れます。

 

 そんな日々変化する消費者の需要に答える事が前提の商業施設における販売促進活動も、直前の判断で大きく変化していきます。

 待機列の位置や景品の種類、開始時間等々。前日や前々日に決まることも珍しくはありません。

 印刷物はどうするのか?

 告知方法はどうするのか?

 印刷物は商業施設の中で大判(A全くらい)まで印刷できるプリンターが設置されていることも珍しくはありません。館内に掲示する告知物は前日に作成でも間に合うのです。

 告知方法は、SNSによって瞬時に拡散することができます。

 入店促進施策(キャンペーンやプロモーション)の告知は1~2週間くらい前に概要をSNSや店舗で告知して、詳細は2~3日前にLINEなどのSNSを使用して告知することができます。

 

 このようなここ昨今の商業施設の商習慣を鑑みると、前日や当日に詳細が決まることは珍しくはありません。

 

 また、商業施設を利用されたり商業施設で接客にあたる人は女性が多いです。

 女性はその場での協調性を大事にする性質と、自身の個性を重要視する本能を持っています。

 

 猫の目のように気まぐれな天気のように来店客の趣味嗜好は変化します。

 

 オペレーションの詳細が前日や当日に判断されることが多いことを前提に、従事するべきと考え業務を推進していく考えです。

 

有限会社 キャンドゥスピリット 代表 高崎和弘


【指針】

ネットワークビジネス系の仕事に関して

2023年5月18日

 

 弊社ではネットワークビジネス系の表彰式に関する業務を請け負うことがあります。

 

 しかし、ネットワークビジネスそのもので、収益を上げる事業は行っていません。その理由は会社の体制と代表者の能力がネットワークビジネスに順応できるものではないからです。

 つまり、不向きだということです。

 

 では、ここでネットワークビジネスに関するイベント業務を請け負った場合の考え方をここにお知らせいたします。

 

 ネットワークビジネスの発祥、またはその基礎を築き上げてきたのはアメリカだと考えています。

 アメリカのビジネスの基本は自己主張、プレゼンテーション、ディベートが成功するために必要な要素でしょう。

 日本の場合は協調性、組織力が重要視されますので、チームプレーが必要不可欠ですが、アメリカの場合はその要素はさほど重要視されないように感じられます。

 

 ネットワークビジネスに携わるディストリビューターの場合、その多くが個人事業主や小さな会社の経営者です。

 例えば表彰式で表彰される方は、販売店の社長のようなものです。

 けして、ネットワークビジネス本体である会社の社員ではないのです。

 いわば、お互いがライバル企業のトップのようなものです。【全体で統一感を持って】というわけにはいかないのです。

 

 このことと、アメリカビジネスの特徴である【自己主張】【プレゼンテーション】【ディベート】を融合させて単体が集まった【合衆国】のような組織がネットワークビジネスの組織体系と考えます。

 

 つまり、一つの価値観ではまとめ上げられた組織ではないということです。

 

 

 ネットワークビジネスの表彰式は会員の方にとってのプレゼンテーションタイムです。

 

 表彰を受けて1万人~5万人の前でスピーチを行うことができるのですから、自分や所属する団体の力をアピールする絶好のプレゼンテーションタイムになるのです。

 

 「この時だ!」

 と、ばかりに自社のメリットのために、多少のルール違反をする人も出てきます。

 

 組織の定めたルールを超越して新しいものを作り上げる。

 そんな人たちが集まっているのがネットワークビジネスなのですから。

 

 当日、あるいは直前に変更が発生することも多々ございます。

 

 弊社は、その調整を含めて業務に従事すると考えています。

 

 

有限会社 キャンドゥスピリット 代表 高崎和弘

 

 


【指針】

霞ヶ関(省庁)関連の仕事に関して

2023年5月15日作成

 

霞ヶ関(省庁)関連が主催者である仕事に関して、弊社及の考え方をここにお知らせいたします。

 

霞ヶ関に位置する省庁へ勤務されている方々の経歴は華々しいものであります。

 多くの四十歳代から五十歳代の方々が、東京大学を卒業されて、入省されていると考えられます。

 挫折知らず、又は挫折を乗り越えて現在の地位にたどり着いた方々が集まり、職務を遂行される団体が省庁だと考えております。

 

 また、多くの許諾を認可する、承認する窓口となっている、あるいは決済を下す役割を担っているのも省庁であると考えます。

 認可、承認、決裁までには多くの時間と多くの価値観が必要となります。それは、国という大きな組織が下す決断であるから、至極当然のことであります。

時間をかけてくだされた判断を撤回したり、訂正したりすることは名誉にかかわることなので、省庁関連に関しては、肯定されることではないため撤回されることは少ないです。

霞ヶ関の省庁に日本国内にライバルはいません。

ここが、民間企業と違うところです。トヨタには日産、ホンダがいます。日清食品にはマルちゃんやエースコックがいます。国土交通省や厚生労働省にはその対抗するライバルは存在しません。

 

人は競争する生き物です。

特に、霞ヶ関の省庁に勤務する方々は先にも述べました通り、競争を勝ち残って今の地位にたどり着いた役人です。

国内にライバルのいない省庁は、省庁内にライバルが存在します。

よい意味で切磋琢磨する環境にあるため、一つの決断に多くの方々の意見が反映されます。悪く言えば、船頭が多いことになります。

決裁を仰ぐ、判断を仰ぐために賛成意見、反対意見、様々な意見が踏襲(とうしゅう)、集約されて、最終的結論を迎えます。

その結論が下されることが、早い場合もありますし、遅くなる場合もあります。

 

 そのような方々が、わたしたちイベントに従事する者の意見を、ダイレクトに聞くことは恐らくはない事と思います。

 

 

 

イベントの仕事に関わるものとして、120点、150点の仕事をしましょうとスローガンを掲げることは至極当然のことであります。100点を超える分の点数はどこから加点されるのでしょうか?

民間企業のマーケット的に考えれば、競合他社のマーケットを奪うことで加点すると考えます。しかし、省庁は国内にライバルは存在しません。競合他社は存在しないのです。

では、どこの点数を加点することになるのでしょうか。それはライバルである身内の点数を奪い加点するのです。

誰かが150点を取ると、誰かが50点の評価になる。

これは民主主義を掲げる組織として、あるべき姿ではないと考えます。

全ての人が合格点の70点から80点の仕事で事業の終了を迎えることができるように、推進していく。これが民主主義の象徴である霞ヶ関の省庁における事業の進め方と考えます。

このことは、多くの企業や団体から編成される、組織委員会や実行委員会などの委員会という組織においても同じようなことが言えると考えます。

 

以上のことから、弊社では国や都道府県(霞ヶ関・省庁・行政)一般社団法人、公益財団法人、委員会等の仕事に関しては、70点~80点の合格点が取れる仕事を目指し、民間企業の仕事に関しては120点~150点の仕事を目指す。と、念頭に置いて業務を遂行していくと考えています。

 

甘めでかまわないので、フットワーク良く構える。

すると、45cm以上曲がるスライダーも後ろへ逃すことがなく補給できる。

 

  

 

以上。

 

有限会社キャンドゥスピリット 代表 高崎和弘


【お知らせ】

                                       2023年5月 

お取引に関するお知らせをさせていただきます。

 

弊社と業務を遂行するに際し、担当される方に視覚障害、聴覚障害の傾向がみられる場合は事前にお申し出ください。

これは、業務を円滑に遂行するにあたり、お互いを理解し合いながら有意義な時間を過ごしていければという考えからでございます。

 

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。